ホームページ改善で最初に見るべき7つのポイント
ホームページを改善したいが何から始めればいいかわからない方向けに、優先して確認すべき7つのポイントをまとめました。スマホ表示から解析導入まで、実務目線でチェック方法を解説します。
「ホームページを改善したほうがいいのはわかっている。でも、どこから手をつければいいのかわからない」
こう相談されることがよくあります。デザインを変えたほうがいいのか、文章を直すべきか、それとも裏側の設定なのか。優先順位がつけられないまま、結局何も動かせずに時間だけが過ぎていく。そういうケースをたくさん見てきました。
ホームページの改善は、全部を一度にやろうとすると止まります。まずは影響が大きいところから、順番に見ていくのが確実です。今回は、改善の相談を受けたときに最初にチェックする7つのポイントを紹介します。
1. スマホでの見え方
今、ホームページへのアクセスの多くはスマホ経由です。パソコンで見栄えよく作られていても、スマホで文字が小さすぎたり、ボタンが押しにくかったりするサイトは、それだけで見込み客を逃しています。
確認方法はシンプルです。自分のスマホで実際にサイトを開いてみてください。文字が読めるか、ボタンが指で押せる大きさか、横スクロールが発生していないか。この3点だけでも、改善が必要かどうかは見えてきます。
2. ページの表示速度
ページが開くまでに時間がかかると、見てもらう前に離脱されます。特に画像が重いままアップロードされているサイトは、表示速度が遅くなりがちです。
Googleが提供している「PageSpeed Insights」というツールに自社のURLを入力すると、表示速度と改善点を無料で確認できます。数値が極端に低い場合は、画像の圧縮やサーバーの見直しが優先課題になります。
3. 問い合わせ導線の位置とわかりやすさ
サイトを見て「いいな」と思った人が、すぐに問い合わせできる状態になっているか。これは想像以上に見落とされています。
問い合わせボタンがページの下のほうにしかない、電話番号が小さすぎて見つからない、フォームの入力項目が多すぎる。どれも、興味を持った人の熱量が冷める前に離脱させる原因になります。
トップページとサービス紹介ページの両方から、問い合わせへの導線が2クリック以内に届くかを確認してみてください。
4. サービス内容・料金の具体性
「お客様に寄り添ったサービスを提供します」という言葉だけでは、何をしてくれる会社なのか伝わりません。読み手が知りたいのは、具体的に何をいくらでやってもらえるかです。
料金を明記するのが難しい業種でも、価格帯の目安や、見積もりまでの流れを書いておくだけで、問い合わせのハードルは下がります。曖昧な言葉で終わっているページがないか、一度読み直してみてください。
5. 更新日と古い情報の放置
「最新情報」のコーナーが2年前で止まっている。営業時間やサービス内容が変わったのに、サイトには反映されていない。こうした状態は、見た人に「今も営業しているのか」という不安を与えます。
トップページやお知らせ欄の更新日を確認し、事実と違う情報が残っていないかをチェックしてください。情報の鮮度は、信頼感に直結します。
6. SEO基本設定
検索結果に表示されるタイトル(titleタグ)と説明文(descriptionタグ)が、ページの内容とずれていないか。見出し(h1・h2など)が、内容の骨組みとして正しく使われているか。
この基本設定が整っていないサイトは、検索エンジンにもページの内容が伝わりにくくなります。専門的な作業に思えるかもしれませんが、各ページのタイトルと説明文を一覧にして見直すだけでも、改善の糸口が見つかります。
7. アクセス解析の導入・確認
意外と多いのが、アクセス解析ツールが入っていない、または導入したまま一度も確認していないケースです。
どのページがよく見られているか、どこで離脱されているか、問い合わせにつながった経路はどこか。これらのデータがないと、改善の判断はすべて勘に頼ることになります。Google Analyticsのような無料ツールで構わないので、まずは数字を見られる状態にしておくことが出発点です。
どの順番で手をつけるか
7つ挙げましたが、全部を同時に直す必要はありません。目安としては、1・2・3の「見え方と導線」を先に整え、そのあとで4・5の「情報の中身」、最後に6・7の「土台の設定」という順番で進めると、効果を実感しやすくなります。
理由は単純で、見え方と導線の問題は、せっかく来た人を逃している直接の原因になりやすいからです。中身や設定を整えても、その前段階で離脱されていては届きません。
とはいえ、どこが一番の課題かは、サイトによって違います。自己判断で優先順位をつけるのが難しい場合は、第三者に現状を見てもらうのも一つの方法です。
よくある質問
7つ全部を自分で直すのは難しそうです。どこまで自分でできますか?
1のスマホ表示確認や5の情報更新は、専門知識がなくても今日から始められます。2の表示速度や6のSEO設定は、原因の特定に技術的な知識が必要になることが多く、外部に相談したほうが早く進むケースが多いです。
改善にはどれくらいの費用がかかりますか?
範囲によって大きく変わります。文章や画像の差し替えだけなら小さな費用で済みますが、導線設計やSEO設定の見直しまで含めると、部分的な制作作業に近い規模になります。まずは現状のどこに課題があるかを整理してから、必要な範囲を見積もるのが現実的です。
ホームページを作り直したほうが早いのでしょうか?
サイトの骨格自体が古く、スマホ対応もされていない場合は、作り直しのほうが結果的に早いこともあります。ただし、骨格が問題なければ、部分的な改善で十分に効果が出るケースも多いです。まずは現状を診断してから判断することをおすすめします。
改善の効果はどれくらいで出ますか?
導線や情報の見直しは、公開後すぐに問い合わせ数の変化として表れることがあります。一方でSEO設定の改善は、検索順位に反映されるまで数週間から数ヶ月かかるのが一般的です。短期で効くものと、時間をかけて効いてくるものを分けて考えておくと、焦らずに進められます。
何から相談すればいいかもわかりません
その場合は、7つのポイントを一つずつ確認するより先に、サイト全体の現状を診断してもらうのが近道です。課題の優先順位が整理されると、その後の改善もスムーズに進みます。
自分のサイトのどこに課題があるかわからない方は、以下のページもご覧ください。
- ホームページ改善 — 今あるサイトの課題を整理し、問い合わせにつながるサイトに改善します
- Web集客診断 — サイトの現状を診断し、改善の優先順位を明確にします
- 6ヶ月Web集客改善プログラム — チェック項目の改善を一つずつ、6ヶ月かけて確実に進めます